ーそれはまさに悪魔だったー
戦争は何年も続いた。止まらない軍事力の向上、増加していく死者、そして壊れていく世界。終わりがない戦争だった。”あれ”が誕生するまでは。
戦争が起きて数年後、とある勢力が新たな兵器を開発した。それは”生物兵器”と呼ばれた。宙に浮き、機動性が高い。一番の特徴として爆弾を生成する力があった。生きる爆撃機のようなものだ。
作った勢力は大量に作り、そして起動させた。しかし。
生物兵器は暴走。作った勢力の拠点、その拠点周辺を破壊した。そして他の勢力にも攻撃を開始した。
さらに生物兵器は自己増殖によって増え、人類の新たな脅威となった。生物兵器は”マモノ”と呼ばれるようになった。