久瀬
「ありす*さん?」
ありす*
「あ、よかった会えて。
ギターの事ちゃんとお礼
言いたくて。
ありがとうございました。」
久瀬
「いいのに、お礼なんてー。
ゆうといないのに。
伝言があれば伝えるわよ。」
ありす*
「特にないです。」
久瀬
「いいの?あたし一緒に
暮らしてるのに。
じゃ、わざわざありがとう。
ありす*さん。」
ありす*
(…久瀬さんってゆうとの
なんなんだろ。ゆうとの事
すごく知ってるし。一体
どういう…?
…あれ、…なんだか)
「痛……。」
仁
「アリス風邪?」
ありす*
「昨日から胸がずっと痛いの」
仁
「何それ、病院行きなよ。」
ありす*
「もし仁と私が一緒に暮らした
ら同居よね?男女でも同棲
じゃなくて同居よね?
友達だから。」
仁
「僕、君の事友達だなんて
思った事一度もないけど。
…いや、友達だ!君は友達だ
アリス!だから僕達は同居
だよ!!」
ありす*
(そうよ、きっと単なる同居
だわ。別に気にする事じゃないわ。)