スティーブ・甘
「相手が恋敵だと知らず恋バナ
したり、家に行ったり、
CD貸し借りしたりって…」
スティーブ
「なにやってんねん。」
仁
「僕が言いたいよ!そんな目で
見んなよ!!あーもー!
メアドもメールも消して
やる……」
スティーブ
「別れた彼氏のデータ消すか
否か迷ってるみたいやで、
仁くん。」
仁
「ちょっと待って!なんで
彼氏!?そこ彼女でしょ!?
まぁ、とにかく僕、今日
決めたから。たとえ失恋して
も逃げないでアリスの友達に
なる。」
スティーブ・甘
(幸あれ…)
甘
「知らない間にライバルね…
きっときっついわね……。」
スティーブ
「うん、きっついで。甘先輩」
仁
(僕は決めたんだ。どれだけ時間
がかかっても君の友達になって
そうして君の笑顔を守るって。)