CHIBI QUEST 3

フェニックス6話(小説)
ちよちゃん3さい

9/18 15:8

「はい、とれましたよ」

「お前は優しいの」

ついにカラスまで鳴き始める。完全に夕暮れを知らせるように、寂しく、悲しく、哀しく。 橙色に染まる空が、徐々に暗くなっていくばかりである。

「あぁ、日が暮れてきたのう」

彼女は空を見上げ、黄昏るようにそう呟いた。

「ほんとですねぇ……そろそろ帰るか」

「え!? もう……帰るの?」

帰ろうと思った矢先に、彼女から残念そうな顔でこちらを窺ってきた。

「暗くなる前に帰らないと……」

がしりと彼女は俺の腕を掴んでくる。意地でも俺を帰らせたくないのか、彼女の力は小さくも強かった。

「いやじゃ……我はずっとここでひとりぼっち……ずっと、我のことを見つけてくれる人間を待っておったのじゃ……」

「そうなんですか……」

「ゴミを捨てたり、落書きをしたり……そんな人間は嫌いじゃ。……でも、お前は……そ

の……好き……なのじゃ」

「ん、んん!?」

聞き慣れない単語を耳にした俺は、変に驚いてしまう。




この小説書く時2回も落ちて流石になえた、、、もう、スマホでは書かないや、(笑)
ちよちゃん3さい

9/18 15:9

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