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腐敗した世界の遊園地 #1 |
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りぱ |
5/5 13:58 |
雲一つない晴天。
鳥のさえずり。
こんな平和な日常は、誰もが『あたりまえの事』と思っていた。 あの事件がおきるまで、はね。
「あぁ、頭痛い。昨日みんなとラインしてたからなぁ…」
しらゆきひめ、という少女は朝、頭を抱えながらベットを降りる。
「今日遊園地かぁ…はぁーあ。用意してないわ…」
ミノラテラ、という少女はベットを降りずに座りながら、クローゼットの方を意味もなく見ている。
「眠い。遊園地への用意してあるし寝るか。」
おだブリ、という少女はベットから起き上がり、スマホで時間を確認してからベットにまた潜り込んだ。
「みんなへおはようの挨拶しなくちゃ!えーとスマホどこやったっけ」
ヨーグルト、という少女はスマホを探している。机などを探したがどこにも見つからない。本当は自分のパジャマのポケットにあるのに。
そんな中、悪夢は始まろうとしていた。