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表も裏も紙一重 #24 |
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ゴキラ |
2/28 21:17 |
カフェにいるブラックマンバとレイカは、お互い警戒心を和らげて様々な話題の話を交わした。
警視庁のブラックマンバについての見解や巨大テロリスト集団の雷鳴激震についての重い話題に加え、日本について驚いた事などの軽い話題もあった。
そんな会話をしていると、レイカの鞄の中から振動音が聞こえてきた。
振動を放っていたのはブレイブイーグルの無線機だった。
[無線...?こちらイーグルチーフ、どうしたの?]
{こちらイーグル2!警視庁が襲撃された!非番の日に悪いが、来れるなら来てくれ!}
[え...?!すぐ向かう!]
レイカはさっさと決済を済ませ、店を飛び出した!
[...って言っても...どうやって行こう...]
電車で来ていたために、駆けつけようにも急げないレイカの肩を後ろから叩いたのは、ブラックマンバだった。
[...乗っていくか?]
ブラックマンバの視線の先には、横に細長いヘッドライトとシャープなボディが特徴的な黒い外車があった。
[あなた、捕まるんじゃないの?]
[警視庁の人たちは俺を確保するより待避を優先するんじゃなかったか?]
[...そうかもね]