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表も裏も紙一重 #26 |
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ゴキラ |
2/28 22:48 |
少し前...ブレイブイーグルの隊員達は、武器のテストに参加し、武器の説明を警視庁の一角で受けていた。
[改めて、ブレイブイーグルの装備開発担当、水上清司(ミカミ セイジ)だ。]
ブレイブイーグルの4人と、その後ろで見守るお偉いさんに向けた自己紹介が少し微妙な反応をされ、咳払いをした。
[...そしてこの度、新しく入った助手を紹介しよう。]
部屋には黒髪と茶髪の二人の白衣を着た女性が入ってきた。
[左手から斑鳩 海月(イカルガ クラゲ)さんと、惶雪 百合(キラユキ ユリ)さんだ。]
名前を呼ばれた二人は控えめにお辞儀をした。
[二人は生物の持つ能力を応用するバイオミミクリーを研究していて、その技術を装備にも採用している。]
そんな前置きを話したあと、取り出したのは目があたる部分に機械がついたVRゴーグルのようなものだった。
[例えばこのゴーグルは、外部に取り付けられたカメラによって通常の視界確保はもちろん、コウモリの能力の応用で、超音波の反響時間で対象までの正確な距離をー
その説明の最中、警視庁内に案内が流れた。
{アラートI発動、アラートI発動!}