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表も裏も紙一重 #34 |
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ゴキラ |
3/8 22:16 |
シオマネキの義手は、ブラックマンバのスタンガンによって通電し、その電流は義手を通して身体へと流れた!
[う“あ“あ“あ“あ“あ“あ“あ“!!!]
義手の様々な部品がショートし、穴という穴からバチバチと火花を散らす!
シオマネキは素手の右腕で拳銃を抜いて撃とうとするが、一瞬にしてマガジンを抜かれた。
電流に耐え続けたシオマネキは力を振り絞り、閃光手榴弾を足元に投げ、視界を奪った!
[フラッシュか...!]
視界が元に戻る頃にはシオマネキの姿はなく、エレベーターが上の階へと昇っている事を示していた。
[...相棒達は大丈夫か、隊長さん]
ブラックマンバの姿にあっけにとられていたレイカは我に返り、機動隊の無線を使った。
[こちらイーグルチーフ、誰か状況を報告して!]
{...こちらイーグル4...死傷者はゼロに抑え込めたけど...二人...拉致された...}
元々大きな声を出さないイーグル4だったが、無線越しの声は息切れしていて、その後ろには火災報知器の音が鳴っている。
[...了解、そこで待ってて]