鈴萌「大丈夫って？」
三日月「お姉ちゃんが持ってる本があれば妖精さん達が守ってくれるんだよ！」
鈴萌「そうなんだ………」
妙に詳しいな……なんて思いながらも案内されて進んでいく。
三日月「着いたよ！」
そう言い、指を指した所は一本の木だった。
鈴萌「え？これ木？」
三日月「ここが入り口なの！」
三日月はそう言うと木の中へと消えていった。
鈴萌「…え？」
私は私の目を疑った。恐る恐る木に触れるとすり抜け、バランスを崩して中に入ってしまった。
顔を上げるとそこには大きな木の中に入ってしまったかのような世界と、小さなの人々がいた。
三日月「ね？妖精さん達居たでしょ？」
三日月が楽しそうに言ってくる。
すると、一人の妖精がこちらに気付き、叫んだ。
妖精「秘本だ！秘本を持った人間が来たぞ！」
秘本？この本の事だろうか。
妖精「この秘本をどこで？」
鈴萌「それが…」
こちらに集まってきた妖精70人程に事情を話した。
妖精「成る程。もっと話をしたい所ですが今日は遅いのでまた明日に。」
妖精にそう言われ、今日は休む事にした。

to be contineued……

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