アネモネ
「ちょっと私探してく」
タミタミ
「ダメだ!!」
アネモネ
「どうして!?あれ、親友から貰った大切な物なの!!」
タミタミ
「絶対にダメだ!
代わりに俺がいく・・・・・!」
アネモネ
「・・・・・・あーはいはい・・・。
というかさ、なんでこんなにシリアス雰囲気になってんのよ。
これって青春小説でしょ。
そろそろ読者が減るわよ」
タミタミ
「いや、誰も青春小説だとは言ってないぞ・・・・。
・・・・ゴホンッ、
とにかくだ、俺が代わりに探しに行く。
お前は家に戻っていろ。いいな」
アネモネ
「・・・・・はいはい・・・っと・・・・」
アネモネが踵を返し、帰路に着くと、その背中をいつまでもタミタミは見ていた。
まるで、最後の姿を見る様に。