* * *
カーンカンカンカンカン・・・・。
シト
「ここの踏み切りって、結構終わるの遅いよね」
ミノラテラ
「まぁそうだな・・・・」
踏み切りを待つ二人。
そんな微妙な空気が流れている二人の隙間に、ある猫がすり抜けていった。
シト/ミノラテラ
「「あ!」」
その猫は、意気揚々とバーの下を潜り抜け、向こう側へと渡ってしまった。
シト/ミノラテラ
「「・・・・・・・」」
あまりに突然のとこで、2人は踏み切りの音が響く中、立ち尽くした。
あの猫は、誰が見ても老いぼれていた白猫だった。
シト
「・・・・・あの猫、電車が来ないこと、分かってたのかな」
ミノラテラ
「・・・・・・さぁな・・・・」
すると、ビュワワッ!!という風を巻き起こしながら、目の前を電車が通り過ぎていった。