アネモネ
「は?え、ちょっと、何で・・・!?」
母
「そこの踏み切りで、謎の・・・・トラックの爆発事件が起きて・・・・・っ」
お母さんは、涙声になりながら教えてくれた。
アネモネ
「・・・・・ッ」
母
「アネモネ!?どこへい」
バタン!!!
部屋のドアが閉まるほど勢いよく飛び出し、あの目的地まで走る。
靴がちゃんと履けてなかろうが、周りの視線を感じようが、走った。
走って、走って、走り続けた。
大きな坂道にさしかかった。
下り坂だろうが勢いを緩めずに下った。
が、
ガッ
石に足を取られ、盛大にコケる。
少し転がり落ちて、止まった。
『家に帰れば、分かる』
『何言っている。俺が必要ないと判断したから受けなかったのだ』
『絶対ダメだ!
俺が代わりに行く・・・!!』