フローラ目線
次の日練習に向かう、自主練をしようと早く来たがフローラよりも早く来ている者達がいた。
「ターキーさんとセン?何してるの?」
「おぉ、フローラか、自主練か?」
「えぇ、ちょっとねターキーさん達も?」
「あぁ、センがピエロのやってるやつがやりたいって言うもんでたまにこうして、教えてるんだよ。」
「えっ、セン、ピエロになるの?」
フローラは少し眉を寄せた。
「いや、違うんだよ、いろんなことしてるのに興味があってさ…暇があったらたまに教えてもらってるんだ」
「セン、お前ピエロやらないか?才能あるよ」
「断ります、俺はフローラと空中ブランコやりたいんで」
「フローラが目当てか…」
ターキーは笑う。
「じゃぁ、私行きますね、セン、またあとでね。」
おう、とセンは言いフローラはその場を後にした。