めっちゃ…空気がピリピリしている。
これまで感じた事も無い緊張感。
「あたいからいくぞ！パーフェクトフリーズ！」
「こんなん、避けるのなんて楽勝よ！」
霊夢は、するすると弾の間を抜けていく。
っていうか、空飛んでる！？霊夢さんは人じゃないな…。
「さあ！これで終わりよ！夢想封印！」
チルノに弾が当たった。
「くそー！」
「はあ…。あ、大丈夫？」
戦いが終わると、霊夢さんはすぐに駆け寄ってきた。
「あ、はい。」
「そう。それなら良かったわ。ところで、こんなところで何しているの？」
何しているか…。
あれ？何してたんだっけ…。
「覚えて…ません。」
「覚えてない…。これは恐らく、外の世界から来たのね。」
はあ。っていうか、全く状況が理解できない。
「あの…」
私がそう言いかけた時、地震が起こった。

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