猿
「うん。まぁそんな感じかな。
でもね、希望が無いってワケじゃないよ?」
シト
「へ!?」
もう次々に情報が流れてくるもんだから、シトの頭は考えるのをとっくに放棄していた。
そんなシトをほっぽいて、猿は話を進める。
そうやら、合理的なこと意外は待たない主義のようだった。
猿
「今さっき手術終わったところだし、麻痺って言ったって、リハビリしてみないと分かんないし。
ま、
心配すんな」
ニカっと笑った先生を見ると、今まで溜まっていた涙が、あふれ出てきた。
そういえば、ずっと自分泣いてるな、と思いながら、嬉し泣きをしたシトだった。