センは宛もなく逃げステージにたどり着く、そこにはターキーがいた。
「セン、どうしたんだ?そんなに慌てて」
センは息を荒くして答える。
「どうしてフローラに俺が殺したなんて嘘言ったんだよ…」
センのその言葉にターキーは大きく笑った。
「どんな嘘つきでも、他人の嘘には気づかないんだな、セン。まず話しておこうか、私だよ、連続殺人もフローラの父親も、犯人は私だ。」
センは唖然とする。声が出ない。
「そして、お前が持つツルハシ、錆だと言ったが、それは血だよ、血。それが凶器さ。」
「は?なんなんだよ…お前は…」
「フローラに疑われて可哀想だな?セン…」
ターキーは不気味な笑みを浮かべる。