「セン…!ターキーさんも殺すの!?本当なんだ!人殺しって本当なんだね?」
「フローラ、違う!」
ターキーから腕を振り払う。
「セン…ごめんね…」
フローラは包丁を向け、悲鳴を上げ走る。
センも悲鳴をだす。
センはパニックになる。
本当に、ステージの端から端への短い時間だった。
センはツルハシを挙げる。
フローラは包丁を向けながら走る。
とても長い時間だった。
悲鳴を上げるフローラ、違うと叫び続けるセン。
気づけばフローラはセンのすぐ近くまできていた。
違うと叫んでいたセンの声は悲鳴に変わり、次の瞬間には…
ツルハシはフローラの頭を刺していた。