ギィィィィ
扉を開ける音が響く。
「あの…すいません」
「あら、人間?見ない顔ね」
一番初めに声をかけてくれたのは、メイドの人だった。
「私、命を狙われているみたいで…匿ってくれませんか?」
「べつにいいわよ。」
「マスタースパーク!」
「っ!!」
つ…強い…。
これは確実に、いつもの魔理沙じゃない!
「夢想封印!」
私はスペルを唱える。
って、嘘!?
夢想封印をあんなにすらすらと避けている!?あの魔理沙が!
「ダブルスパーク!」
つ、次は二つか。
こ、これはまずい…
「二重結界!」
「っ!」
よし!これで魔理沙の動きを封じた!
「夢想封印!」
ピチューン
よし!魔理沙を倒せたわね。
さて、あいつを探さないと…。たしか、紅魔館の方へ向かっていったわよね。