CHIBI QUEST 3

メモ小説3
Chara

11/27 8:34

(ボロボロの服…汚れた服と髪)
旅人だろうか、森の中にわざわざ入って来るのだ、街の人では無いだろう。

顔を拭くために前髪を少しどける、そこでフォルチェの心臓は大きな音をたてた。

なんて美しい顔なのだろう。

目を瞑っていてもわかる美しさ、みすぼらしい格好がなんとも残念な程に整った顔立ちだった。

そんな彼の顔に見とれていると、彼は目を覚ました。

顔は動かさずに目だけをきょろきょろと動かして、彼はフォルチェに気づく。

「ここは…」

吐き出した息と共に出た声は、低い音で響いた。

「僕は…確か…」
フォルチェから目を反らし、彼は考えるようにまた目を瞑る





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