「今日も記録を書いてるの?」
「まあね…いつか、私達以外の誰かに知ってもらうときに、きっと必要だから」
本当は今日の記録が終わり日記を書いていたところだった、いそいで手で日記を隠すが、きっと違和感でしかないだろう。
「熱心だね、僕は、そういうのまとめ方がわからないからなー、手伝えたらいいのに…僕も書けるようになりたいから、見せてもらってもいいかな?」
「え?あ!これはダメ!字も汚いし、あっちに他のノート…も
、ダメ!ま、また今度教えるから!」
「今じゃダメ?書いてるの横からみたいし」
レゼはそういって微笑んだ。
しょうがなくフォルチェは他の紙を持ってきてその夜はレゼに記録の付け方を教えた。