CHIBI QUEST 3

メモ小説10
Chara

12/25 11:46

「それじゃあ、行ってくるね」

「うん、言ってらっしゃい」

「ごめんね、最近、研究に付き合えなくて」

「良いんだよ、私一人でも出来ることはあるし、レゼにも用事があるならしょうがないもの」

最近になってレゼはよく街え降りるようになった。
なんでも、レゼは街の人に気に入られ、街でも何かと手伝いをしているらしい。
ほぼ毎日街へ出かけるレゼに寂しさを覚えながらも、フォルチェは研究を続けていた。

もう、レゼと過ごしてから、2年が経とうとしていた。

その日はいつものようにレゼが街に行き、フォルチェは手紙を書いていた。

ノートに日記を書くのではなく、その日は手紙を書き、書き終わるとその手紙をいつもの研究のノートの中に挟んだ。





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