気付いたら、病院のベッドに寝かされていた。
先生から色々聞かされたり、検査されてたけど、何一つ覚えていなかった。
ショックと恐怖で頭が真っ白になったっぽい。
ゆっくり上体を起こす。ベッドがぎしぎしと軋む。
足は、未だに感覚が無かった。
窓の外は、夕日が沈んでいた。
橙色一色に染まっていて、吸い込まれそうなくらい、澄み切っていて。
その時、ドアの開く音がして、先生と両親が病室に入ってきた。
どちらも、空の色とはまるっきり違う、曇りきった表情を浮かべていた。
これからどうなるんだろう。
純粋に感じ取ってしまった。