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魔王様のお気持ちは#2 |
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ココアナ |
8/10 1:6 |
「おい、それは聞き捨てならないんだけど?」
その言葉と同時に出てきたのは魔王様の一人目の友達でした。
「なんだ、お前ら魔王の手下か」
男の言葉に元気な友達はキッと男達を睨み付けました。
「黙れ、俺は魔王の友達だ。
あと、魔王は世界を滅ぼすなんて事はしない。彼は誰よりも心優しい」
すると、怒りんぼうの友達も口を開きました。
「おら、わかったならとっとと帰れクズ共」
すると突然、男達は武器を構えました。
「ふっ、やっぱり貴様達は殺るしかないようだな」
ニヤリと笑った男達に、最後の眠たげな友達が同じくように武器を構えました。
「え、まって…」
魔王様の言葉は聞こえているのかいないのか、魔王様の友達は男達と激しい戦いを初めてしまいました。
そしてしばらくして、
床には魔王様の友達が血だらけで寝ていました。
魔王様は死んでしまった友達三人を見て、絶望を感じました。