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魔王様のお気持ちは#4 |
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ココアナ |
8/12 16:20 |
ドンドン ドンドン
「えおえお!いるか!?いや、いるよな!出てこーい!!」
俺は魔王城に行くために、仲間を集めることにした。
ちなみにこの家は俺の友達、えおえおの家だ。
「えおえお出てこい!いるのはわかってるんだからな!?出てこないとこの家爆発させるぞ!!」
軽い脅迫を交えつつ、しつこいぐらいに扉をガンガン叩く。
するとゆっくりと扉が開き、不機嫌そうな友人の顔が出てきた。
「………何、」
あちゃあ、寝起きだったかぁ〜、
コイツは寝起きが非常に悪いのだ。
……さて、なんて言って旅についてきてもらおうか、
「えおえお!旅に出ようぜ!」
でも俺は深く考えるのが苦手なので、直球で言うことにした。
するとえおえおは眠たそうに目を擦り、
「良いよ」
と軽々しく言った。
「わぁ!ありがとうえおえお…
じゃないよ!!!」
俺がいきなり叫んだからか、えおえおは驚いたように瞳を見開いた。