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魔王様のお気持ちは#5 |
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ココアナ |
8/13 12:58 |
「っえぇ、何で…」
「沢山ツッコむところあったでしょ!?いきなり家に来て何言ってんだとか!旅って何処にいく気だとか!なんでお前はパジャマ姿なんだ!とかさ!!?」
「そ、そんなこと言われても…」
えおえおは困ったように眉を寄せた。
そしてしぶしぶと口をひらいた。
「じゃあ、旅って何処にいくの?」
「魔王城」
即答した俺に苦笑いを浮かべたえおえおだったが、何故か行きたくないとは言わなかった。
「あれ、行きたくないって言わんの?」
俺の質問に、えおえおは微笑んで答えた。
「だって拒否しても無理矢理連れていくだろ?」
……ごもっともでございます。
流石は俺の友人だ。俺の事は全てお見通しらしい。
「あちゃ、バレたか」
「ついでに言うと、あともう一人って、あろまの家にもいく気だろ?」
「えおえおって超能力者か何かなの?」
えおえおの謎の特技に冷や汗をかきつつ、俺はえおえおと一緒にあろまの家に行くことにした。
「…とりあえず服に着替えたら?」
「あ、」