「んで、一体何を考えたんだよ」

呆れ気味にあろまが言う。

まぁ先に言っとくけど、今回の提案は楽しいし面白いしで良いと思う。

俺はワクワクしながらあろまにそっと話した。

「…誰が一番多く酒飲めるか勝負しない？」

「…………はぁ？」

俺の考えとは裏腹に、あろまは嫌そうな顔をした。

「ぶー、なーんでそんな顔すんのさぁ」

「そんなん勝敗が目に見えてるだろーが…きっくんが一番、FB二番、三番俺、えおえお四番。」

…そうか、この戦いは割りと勝敗が目に見えてるな。
俺は良い案はないかと首をかしげた。

「っああ！そーだ！」

そして、ふと一つの名案が頭に浮かび、ポンと手を叩く。

「じゃあえおえおとFBに死ぬほど酒飲ませようよ！！」

今度こそと思い、あろまを見る。

「うーん、まぁそれなら面白そうだし、良いか」

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