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f総受け小説 (妄想)*10 |
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ココアナ |
9/2 2:8 |
ダンッ、と勢い良くグラスを置いた音に、FBは肩をビクッと跳ねさせた。
逆に俺達は思わずおぉ、と歓声を漏らした。だってあんなに酒に弱かったえおえおが度数の高い酒を飲み干したのだから。
「これでもんくあっかおら」
急に口の悪くなったえおえおはそんな事を呟いて、のそのそと四つん這いでFBに近付いた。
FBの隣に行くと、今度は呆然としているFBの身体を力強く抱き締めた。
いきなりの行動に、俺達は目が点になり、FBは苦しいのか、「うぅっ」と苦しそうな声を漏らした。
「えっ!?えおえお、お前いきなりどうしたんだよ!?」
思わず俺が叫ぶが、えおえおは聞こえているのかいないのか、ただ黙ってFBの身体に抱きつく…否、締め上げていた。
「ぐぅぅ…ぇ、えおえお…ぐるしい…はなれて欲しいんだけど…?」
「やだ」
FBが額に冷や汗を流しながら言うが、華麗にえおえおに反対された。
「なんで…」
FBが困惑したように呟けば、キョトンとした表情でえおえおは言った。
「だって、おれえふびーのことすきだし…」