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隊長と死なない新参兵#番外編2 |
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ココアナ |
9/15 17:44 |
「いってぇ!おい!いくら死なないからって傷ついたまま乱暴にされたら普通に痛いんだけど!?」
……あれ?この声、どっかで聞いたような
嫌な予感が脳内をよぎるが、俺はあえてそれを無視した。
「あ!あろまさん、この人です。なんか死なないとか言ってるんですけど…傷だらけ何で、治療お願いしても良いですか?」
死なない?
確か俺はそんな奴に会ったことがある気がするなぁ?
「…あ、あろまさん……久しぶりです」
アイツはそう言うとニッコリと微笑んだ。…何故か血だらけで。
そう。ズルズルと引きずられて来た奴は、あの、新参兵だった。
俺は手で新兵に『出てけ』と合図する。
新兵は一つ敬礼をし、「では失礼します。」と言って部屋から出ていった。
「あのー…あろまさん?」
ゴロンと横になったまま、新参兵が苦笑を浮かべる。
俺はソイツに冷ややかな視線を送り、一発蹴飛ばしてやった。
「いったぁ!?あろまさん!一応俺にも痛覚ってもんがあってですね!?」
「うるせぇ、死なねんだろ?」