|
|
不思議な屋敷とカオスな奴等 #3 |
|
ココアナ |
9/24 2:52 |
「おう!FBお前一番最後だぞ!おせーww」
俺が猛暑の中歩いてきたのにそれはないだろう。
そんな思いを込めて目の前の男KIKKUN-MK-2…通称きっくんをギロリと睨む。
「おい、きっくん。FB来たんならさっさと連れてけや」
近くに停まっていたきっくんの車の窓が開き、あろまほっと…通称あろまが顔を出した。
よく見れば奥にはeoheoh…通称えおえおがうつらうつらとしている。
「へいへーい、つーかえおえお!寝るな!起きろー!!」
ぎゃーぎゃーと騒ぎながらきっくんが車に向かって全力疾走する。30過ぎのおっさんとは思えないテンションの高さだ。
俺もその背中を慌てて追う。きっくんが運転席に座り、俺が助手席に座れば車のエンジンがかかった。