「あ、あろま…??」

いきなり抱きついてきたあろまに、俺は動揺が隠しきれない。

というか、好きだと伝えてしまった。
これから先、俺はどうすれば良いんだ…？

もし、もしも、からかい半分であんなことを言ってたんだったら…

「おい、FB。」

「ひゃ、ひゃいっ！！」

緊張とか恥ずかしさとか、色んな感情が合わさってしまった俺は噛んでしまった。
え？平常運転だって？そ、そんな…

「お前と、同じ気持ちだったっとは思わなかった…」

「…！！！？」

お、同じ気持ち？

それって…

「あろまも…俺のこと好きっていうこと？？」

「馬鹿野郎…言わせんじゃねぇよ…す、好きだよ。」

抱きつかれてるせいで顔は見えないが、好きだと言ってくれた。
その言葉に、俺は凄く安心して、嬉しくて。

頬を、暖かい何かが流れた。

9/29 23:43

9/29 23:43

9/29 23:44

9/29 23:45