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af小説コピー 10 |
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ココアナ |
9/29 23:59 |
「あろま…良かった。やっと伝わった…」
FBを抱き締めていた俺だが、FBのその声に違和感を感じた。
俺からFBをひっぺがすと、
普段のあの笑みは何処へいったのだろうか、
大粒の涙をポロポロと流していた。
「あ、あろま…急に離れるなよっ…」
慌てて涙を拭こうとしたFBの腕を掴み、そっと口づけをした。
「……っ!!!」
口を離すとFBの顔は真っ赤になっていて、驚きのためか涙も止まっていた。
「お前…こんなことで泣くなよ」
ふっ…と、優しい笑みを浮かべる。
その笑みに釣られたのか、FBも恥ずかしそうに笑った。
「気持ちが一緒だったのが嬉しくて…」
「本当、お前はアホだな」
「なっ!そこまで言う必要無いだろ!?」
そんな会話の後、どちらともなく笑い出した。
あぁ、こんな幸せな日々が続くと良いな。
俺はそんな事を思いながら、もう一度FBを強く抱き締めた。