|
|
af小説コピー おまけ |
|
ココアナ |
9/30 0:14 |
そんなFBとあろまを、扉の蔭から見守る人がいた。
「やーっっとくっついたのかー、あの二人は〜」
「…眠い」
やれやれ、と溜め息を吐くきっくんの横で、眠そうにあくびをするのはえおえおだ。
「前から意識してたのは薄々気が付いてたけどさぁ〜?こーんな長くなるとは思わなかったなぁ〜」
「俺達が先に気付いたのにな…」
実はこの二人、あろまとFBがお互いを好きなことに気づいていたのだ。
気付いたその日から蔭ながら応援していたのだが、ついに来たこの日に二人とも喜びを隠しきれないようだ。(えおえおは眠そうだが)
「よっしゃ、祝いに行くか…?」
そういって立ち上がったえおえおを、きっくんは慌てて止める。
「馬鹿!空気を読め!!」
「?」
頭にハテナマークを浮かべているえおえおに、きっくんは溜め息をついた。
「…なんか、誰かの声しない?」
「そうか?」
二人がきっくん達の存在に気づくのは、そう遅くない。