「いや、ちょっと待って。もしかしたら今回は何回死んでも平気かもしれないよ？」

あろまの一言に、えおえおがそう返す。

「よし、実験してみるか。」

するとえおえおからまた、あのマッドなオーラが急に出てきた。

あろま、FB、きっくんはそのオーラに気付き、何か考え事をしているえおえおから離れ身を寄せ会うようにしてこそこそ話をした。

「ヤバいんじゃね？実験とか言ってるけど、アレ。またヤバいことになりそう…」

「あの雰囲気はマジで狂気だわ。今度は博士、どんな事を言ってくるのやら…」

そう。FB達は前来たとき『実験』と言われて、えおえおからひどい目にあったのだ。
普段冷静な男だからこそ、こういう時は狂気が倍増して見える。

「今度は誰が呼ばれるんだろうな？」

FBの一言にきっくんはフンと鼻を鳴らした。

「前回、俺は一人だけ物凄く死んだ。だから今回は選ばれないだろう！！」

「うわ凄いフラグ建てたよコイツ」

あろまが眉間にシワを寄せて言う。

10/13 21:43