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隊長と死なない新参兵 #38 |
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ココアナ |
10/19 11:57 |
「は、はぁ…そう…か?」
そして笑いが収まったのか、FBが優しく微笑んで言った。
「じゃあ隊長、盾にしていいなんて言いませんから、『一緒に生きて』下さいね」
俺はFBのその言葉に、思わず吹き出してしまった。
「なっな、なんで笑うんですか!?結構良いこといったはず何ですけど!?」
「いや、お前からそんな台詞が出てくるとは思わなくて、つい…ははは」
すると、ふと過去の記憶が蘇った。
思わず黙り込んでしまう。
FBは急に黙った俺を不思議に思ったのか、首をかしげて俺を見た。
「隊長?大丈夫ですか?」
FBの言葉に俺は「大丈夫だ」と軽く返事をした。
「そうですか…なら平気ですけ『ドンドンドンドン!!!』
「「!!??」」
いきなりFBの部屋の扉が叩かれ、ビクッと俺達は思わず肩を揺らした。
「お前ら…時計みてんのか…もうとっくに寝る時間だべや…」
扉の向こうからあろまの不機嫌…怒りの声が聞こえた。