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隊長と死なない新参兵 #41 |
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ココアナ |
10/28 23:17 |
ｻﾞｯ
ふいに後ろから足音が聞こえ、振り替えると数人の男が見えた。
「まだ残ってたのか…」
男がは全員銃を持っており、それを俺達に向けてきた。
「殺す」
冷たく言い放たれた言葉と同時に引き金に指がかかる。
(あれ、これって…)
今、引き金が引かれる。
その時だった
「兄ちゃん！危ない！！」
ドンっと俺を突き飛ばすのとほぼ同時に、乾いた銃声が一回、その場に響きわたった。
ドサリとその場で崩れ落ちる弟。
銃弾は見事脳天を貫いていて。
「おいおい、随分兄思いじゃねぇか…
まぁ、お前も死ぬんだがな」
悲しむ余裕もなく、次は俺にゆっくりと銃口が向く。
「死ね」
ーーー
「…っっっ！？」
ガバリと起き上がる。
周りを見るが、弟も、男も、誰もいなく見慣れた自室の布団の上にいた。
「ハァ…ハァ…ゆ、夢…か」
バクバクと心臓が煩く、汗も凄かった。
「……チッ」
嫌な夢見ちまった…
