赤の絨毯はより紅く
染みわたる黒は生温い
最後の一太刀浴びさせんと
大きく振りかぶり
その未だ辛うじて繋がる首根っこに
叩き落とす。叩きつける。叩き潰す。
骨が砕け、空虚な音を奏でる頭蓋
衝撃の度に跳ねる頭は鞠の様に
無論、生きてなどいまい
捻り千切られた首
血を流す二つの眼に
人差し指と中指を
頭とは、こんなにも重いものだったか
持ち上げて接吻し
口から垂れた血を、ゆっくりと嚥下した。
鮮やかな赤の液体
鼻を突く鉄錆の香
めいっぱいに吸い込む
そのまま
「どうされましたか?…もしや、今のが」
貴方の本気?
笑わせてくれる。顔を洗って出直しなさい。
しかし
貴方の血は、肉は
力の証明には十分の物
見よ、これが
「私の力だッ!」
To be continued