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デドバのんびり物語 その一 |
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ココアナ |
11/11 20:7 |
第一章 【仕掛けるぜ!トラッパー】
「あーあ、今回のキラー誰なんかねぇ」
一番始めに口を開いたのはメグ・トーマスだった。
「チェイスがしやすいやつが良いけど…」
彼女はトレードマークでもあるみつあみを縛り直しながら、はぁと溜め息をついた。
「メグちゃんチェイス得意だもんね。私は怖くって出来ないけど…」
優しく微笑むのはクローデット・モレル。
「なぁーに!クロちゃんも練習すれば直ぐに出来るようになるって」
クローデットの肩を叩きながらメグは笑う。
メグは仲間が困っていると颯爽と現れ、逃げるのをを変わってくれるほどチェイスが得意なのだ。
「まぁ、ローリーには負けるけどな」
「んだと!?」
それを冷やかな目で見ながらジェイク・パークが呟く。
「ジェイ太郎だってフック壊すとか罠壊すとか、壊すことしか脳がないだろーが!」
「いや、フックも罠も壊すことは大事だとおもうけど…
ってかジェイ太郎って何?」
「あんたが罠とかフックとか壊すから通知が行ってー!」