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デドバのんびり物語 その十 |
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ココアナ |
11/11 23:26 |
しばらくして、ピコンと修理が完了した音がなった。修理が完了するとキラーに通知が行くが、今はメグとチェイス中なので平気だろう。
「やっぱり二人だと速いね」
「単純に直す手が二人になるからな。でも実際は2倍じゃなくて1.8倍ぐらいらしいぜ?」
「えっ!?」
衝撃の事実に驚きつつ、ジェイクとドワイトは二人で発電機を探しに行った。
歩いている途中でピコンと別の場所の発電機がついた。クローデットが一人で地道に作業していたようだ。
少し歩けば二つ目の発電機が見つかった。
そのとき、メグがついに負傷した。
「ああ!メグちゃんが!」
「大丈夫だろ、あいつは負傷してからみたいなもんだろ?」
ドワイトの焦った声にジェイクが落ち着かせるように言う。
「そ、そうだよね!メグちゃんだもん。平気だよね!」
『ガシャン!』
ドワイトの言葉と同時に、誰かが罠にかかる音が響いた。
「「……」」
思わず二人して沈黙してしまう。
ダウンしたメグは持ち上げられ、近くのフックに吊るされてしまったようだ。
メグの辛そうな叫び声が響く。