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デドバのんびり物語 その十二 |
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ココアナ |
11/13 22:52 |
「トラッパー相手にそれでよくチェイスあんなに長く出来たね…」
メグの言葉に褒め半分呆れ半分にドワイトが返す。
「まぁね、チェイス得意だし…よし、じゃあ三人でぱっぱと発電機直しちゃいましょー。キラーもこっちに来ないみたいだし、もしかしたらジェイ太郎がチェイス中かもしれないけど」
『ピコン』
メグの言葉とほぼ同時に発電機が点く音が聞こえた。
「どうやらジェイクさんは発電機を回していたみたい。これならキラーも点いた発電機の方へ行くと思うから、しばらくは安全に発電出来るね!」
クローデットの言葉に二人も頷き、近場の発電機へと歩いていった。
キラーも近くにいないようで、発電は順調に進んでいた。
「これが終わったら後ひとつだよ」
しかしあと一歩というところで、三人の心音がいきなり跳ね始めた。
「畜生!あと少しだったのに…!」
離れる間もなく、すぐに奥からトラッパーが姿を表す。
幸いドワイトは発機の影に丁度隠れてトラッパーからは見えなかったようだが、代わりにメグとクローデットが見つかってしまった。