|
|
デドバのんびり物語 その十三 |
|
ココアナ |
11/13 23:22 |
「あたしが一吊り目だから、多分あたしを追ってくる!」
しかし強ポジのある方面に走ったメグにトラッパーは目もくれず、代わりに慌てて逃げたチェイスの苦手なクローデットを追っていった。
「えっ!?」
自分が追われていることに気がついたのだろうクローデットが、慌てて窓枠を越えてキラーから距離を離す。
しかしかなり距離が詰められていたため、一発貰ってしまった。
ドワイトはトラッパーが離れた隙を狙い、発電機を点灯させた。これであとひとつを直せばゲートを開けることが出来る。
「くそ!あんのトラッパーめ…あたしとのチェイスが長引いたからって、次はクロちゃん狙うとか!もっと正々堂々と勝負しやがれってんだ!」
眉間にシワを寄せ、クローデットがチェイスしているであろう方向を指差して叫ぶ。
が、だから何が起こるというわけでもなく、メグはイラついた様子で最後の発電機を探しに歩き出した。
ドワイトも一緒に歩き出すと、チェイスをしていたクローデットがダウンしてしまった。
そのまま持ち上げられ、メグ同様フックに吊るされる。