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デドバのんびり物語 その十七 |
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ココアナ |
11/15 21:13 |
ブー…と、ゲートのブザーの音が響く。
しかしギリギリのところでトラッパーに背中を切られた。
「ぐぁぁ!」
背中から熱が逃げていくが、構わずゲートへと走り続けた。
「ドワイト!頑張れ!後少しだ!」
ゲートを開けてくれたのだろう。ジェイクがゲート内でドワイトに声をかける。
そしてトラッパーも焦っていたのだろうか、早く武器を振ってしまう。
「いまだ!」
そう言ってゲートの中に駆け込む。そのままジェイクと隠れていたクローデットと一緒にステージから出る。
「やったぁ!誰も連れていかずにすんだ!」
ドワイトが嬉しそうな声を出す。
「で、でもメグちゃんがまだ…」
「大丈夫だろ。あいつも出てこれるって」
クローデットの心配した声にジェイクがそう言う。
すると向こう側から手を振りながらメグが歩いてきた。
「ごめんごめん!ハッチから逃げてきた!」