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デドバのんびり物語 その二十一 |
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ココアナ |
11/15 21:41 |
トラッパーがおそるおそる訪ねると、シェイプの代わりにナースが答えた。
「あら、そうよ?シェイプくんの声だけど…」
平然としたナースの態度にトラッパーとレイスは驚きのあまりあんぐりと口を開けたままになっていた。
「なんでなのかしらねぇ、理由を聞いても言ってくれないのよ…エンティティ様にもそろそろ行けって言われてるのに…」
困ったように首をかしげるナースはシェイプが喋ったことはあまり気にとめてないようだった。
ナースが触れないなら自分達が突っ込むのもなんだかな、と思い直したトラッパーとレイスは、一応シェイプに話を聞いてみることにした。
「おいシェイプ。なんで儀式に出たがんねぇんだ?昔は結構行ってたイメージだが…」
「チェイスだって上手でよく全滅させて帰ってきてたじゃん。もしかして儀式中に嫌なことでもあったの?煽られたとか…」
トラッパーとレイスの質問に、しかしシェイプは答えずにこちらを見たままだった。