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デドバのんびり物語 その二十四 |
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ココアナ |
11/15 21:59 |
「使えると思うよ。前ヒルビリーがいじったときとか普通に透明になれたし…
どうせなら今、やってみる?」
はい。と鐘を差し出され、トラッパーがそれをおずおずと受けとる。
レイスの鐘を鳴らしているところは見たことはあるが実際に自分でやったことはない。取り合えずトラッパー適当に鐘を鳴らしてみた。
『リーンゴーン』
するとどうだろう。不思議な音と同時に自分の体が消えていき、ついには見えなくなってしまったのだ。
「マジかよ!!透明になれたんだが!?」
「だから使えるって言ったでしょ?これでトラッパー、儀式について行けるね」
レイスの言葉にトラッパーは再び鐘を鳴らして透明化を解いて言った。
「いやぁ…さっき儀式から戻ってきたばっかりだし、俺休みたいんだけど…
シェイプ、悪いけど儀式には行けな」
『ガツン』