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デドバのんびり物語 その二十七 |
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ココアナ |
11/15 22:29 |
☆☆☆
トラッパーは透明になり、シェイプはいつもの包丁を手に持って立っていた。
「まさかエンティティ様がOKするとは思わなかった…」
そう、彼らがいるのはシェイプの元家があるステージ、ハドンフィールドだ。
エンティティに意外にも軽くOKを出されたことにトラッパーは思わず苦笑いを浮かべた。
「…今回の、サバイバー、誰かね」
シェイプが小さく呟く。
「さぁな…俺にもわかんねぇ。なんだ?会いたくないサバイバーでもいんのか?」
「…まぁ、ね…うん」
トラッパーの言葉にコクリと頷くシェイプは、取り合えずサバイバーを探しに歩み始めた。
近場の発電機から適当に回ってみるが、どれも手がつけられていなかった。
「いない…」
「サバイバーがたまたま四人集まって発電してんのかね?」
仕方がないので最後の発電機の場所へと歩みを進める。