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デドバのんびり物語 その三十二 |
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ココアナ |
11/27 13:24 |
「…え、なん、で、キラーが二人…?なんでレイスが…」
そんなミンに、トラッパーは静かに答えた。
「今回俺はいない存在として扱ってくれ。あと、俺はレイスじゃなくてトラッパーだ」
トラッパーはそれだけ言うと、二人の後を追いかけだした。
ミンはというと、今回の異常な儀式に思考を停止させていた。
すると宝箱を漁りおえたのか、エース・ヴィスコンティが後ろから声をかけてきた。
「いやぁ、世の中何があるかわかんないねぇ、ミンちゃん。これこそギャンブルのようだ。まさに人生はギャンブルってことだねぇ」
「…は、はぁ、」
いまいち訳がわからなかったのか、ミンは曖昧な返事を返して三人を追いかけに行った。
そんなミンを見ながら、いつの間にかエースの横に立っていたネア・カールソンはポソリと呟いた。
「これ、儀式になってなくね?」