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デドバのんびり物語 その三十三 |
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ココアナ |
11/27 21:49 |
一方そのころ、シェイプはローリーになんとか捕まらずに逃げていた。
足が遅いと言ってもサバイバーよりかは少し早い。つっかかりさえしなければお互いの距離は開くだけである。
「クソッ!後ろからじゃあ板当てもライト当てることも出来ない…!」
中々縮まらない距離にローリーが呟く。
しかし窓枠を敢えて避けて逃げるシェイプは、運悪く近道が出来てしまう道を通ってしまった。
「よし、貰ったわ!」
ローリーがガッと窓枠を飛び越えギリギリのところでシェイプの作業着を掴む。
その手を振りほどこうとするがもう遅く、足を引っかけられたシェイプは呆気なく倒れ込んでしまった。
「っ!!」
「に い さ ん…やっっっと捕まえたわよ…?窓枠を使う速度はキラー側の方が遅いから敢えて避けていたみたいだけど…その考えが仇となったわね?
おとなしくメイド服を着なさいっっ!!!」
「いやぁぁぁっっ!!」
起き上がろうとしたシェイプにローリーが襲いかかる。