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デドバのんびり物語 その三十八 |
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ココアナ |
11/29 21:53 |
なにもせずに動かない二人からどんどん経験値を吸っていき、あっという間にLv2へとなった。
「な、何で凝視レベルを…?」
ミンが不思議そうに呟く。
「おーい、そろそろ話終わったかい?」
そしてLvが上がった瞬間、奥からエースとネアがひょっこりと顔を出した。
話の途中で二回ほど発電機修理完了の音がしたのはこの二人が直していたからだろう。
「…ラッキー」
そんな二人を見てぼそりと呟いたシェイプは、素早く四人を凝視した。
「…兄さん?早くしてくれないとまた女装させるよ?」
「一回もしたことない」
ローリーとそんな会話をしてしばらくすれば、Lvが3になってシェイプが包丁を逆手持ちに変えた。
一撃ダウンになったのだ。
そして一歩、ローリーに近付く。
「な、何?兄さん…まさか私だけ吊るす気なの?」
引きつった笑いを浮かべながらもローリーはその場から動かずに言った。
「ハズレ」