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デドバのんびり物語 その四十三 |
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ココアナ |
12/1 23:10 |
握手が終えると、シェイプは用事があるからという理由で部屋から出てく。
出ていく際にもう一度三人に「ありがとう」と言った。
バタンと扉が閉まった後、トラッパーはフゥと息をついた。
「あーあ、疲れたぜ…流石にもう休ませてくれ」
そう言って部屋を出ていこうとするトラッパーに、ナースは微笑んだ。
「ふふふ、お疲れ様でした。シェイプくんが儀式に出てくれるようになったみたいで良かったわ」
「ていうか俺が思うのは、シェイプってあんな喋るんだな〜…てっきり喋れないんじゃないかと思ってたよ」
やれやれと首を振るレイス。
「それくらい、私たちに心を開いたってことかしらね…次はマスクの下とか、見られるかしら?」
「それは当分無理だろ」
じゃあな、と言って部屋から出ていくトラッパー。