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隊長と死なない新参兵 #44 |
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ココアナ |
12/26 15:12 |
次の日、俺の目を覚ましたのはいつものアラームではなく、誰かの扉を叩く音だった。
「えおえお！えおえお！起きろ！！」
きっくんの声に渋々重たい体を持ち上げる。まだ寝ていたい…
フラフラと扉までまだ覚めない頭で歩き、扉を開く。
「えおえお！お前、これから戦場に行け！！しかも今回は船の上だから、船に乗って行け！！」
きっくんのその言葉に眠かった俺の脳は覚醒する。
何？船の上？
「俺とFBだけで、か？」
「勿論！そうに決まってるだろーが！」
キラーンと朝から爽やかスマイルを見せるきっくんに露骨に嫌な顔をする。
「ええ、きっくん、流石にそれは無茶だろ？二人だけで船落とすのか…」
「大丈夫ー！今回は色々と準備したから、なんとかなるよー！！ほら、早速着替えて！」
「FBは？」
「今から起こしに行く！！」
まだ起こして無かったんかい……
