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闇鍋14話:そして誰もいなくなるのかpart1 |
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Hyperion |
8/27 21:42 |
隆太の思考は白熱していた。銃を向けられるという人生初の体験。自分を助けようとした友人はそれに足をぶち抜かれ、眼前には捌かれたてほやほやの人肉入り鍋。そして鍋奉行は謎の気狂い殺人女、紗奈だ。どうすればいい?どこで間違った?どうしてこうなった?誰が悪いんだ?正常に動かない彼の頭は、フラッシュバックを経験する....。
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そもそもの話、闇鍋をしようといったのは、今は亡き浩二だった。そして楽しく(今となってはそうは思えないけど)闇鍋会をしていたら先に浩二が返ったんだよな...。浩二には争った様に服にしわがあったので、それについて太郎と軽く話してるところにあの電話が...浩二の彼女が殺された電話が来たんだ....
そうだ、あの時浩二は確かに「おれは知らないぞ」と言った...。